projects
summary
reports
member
bibliography
sducation seminars
contact
link
site map
研究プロジェクト-1

○ 低侵襲・効率的ながん治療法開発を目的とした医歯薬連携
  トランスレーショナルリサーチ

1.臨床試験型の開発研究
① がん細胞および担がん患者から採取した材料を用いて、次世代シークエンサー・プロテインアレ
  イを用いたオミックス解析に基づいた、薬剤反応性予測法の開発とテイラーメイド型の抗がん剤
  投与臨床試験研究に着手する(若林、西塚、杉山)。
②「低侵襲手術法の開発」を目的とした、内視鏡ナビゲーションサージェリー関連オールインワンデ
  バイスの開発:内視鏡手術用の革新的マイクロメス/クーパ、ジャイロ型カメラ・モニターの開発
  (若林)。

2.前臨床試験型の開発研究
① エピゲノム情報に基づく前癌病変のスクリーニング法の開発:次世代およびパイロシークエンサー
  を用いた消化管癌におけるエピゲノム解析(菅井、小沢)。
② がん幹細胞における多能性維持関連蛋白質の翻訳後修飾の解析とその制御法の解析:9つの多能
  性維持関連蛋白質(c-myc,Oct3/4, Sox2, Klf4, NACC1 など)の相互作用に不可欠な翻訳後修
  飾の解析と、ケミカルバイオロジー的手法を用いた antagonist/agonist のスクリーニング
  (スキャホールドスクリーニングシステム)(前沢、西塚,平、野中、上原)。
③ 赤色蛍光強発現トランスジェニック(TG)マウスを用いた、がん-間質およびがん-間葉系幹細胞
  間(ニッチ)の相互作用に主要な役割を果たす分子の特定と、ケミカルバイオロジー的手法を用
  いた相互作用関連 antagonist/agonist のスクリーニング:本研究内容はテーマ2との連携研
  究である(前沢、石崎、上原)。
④ がん細胞の内外のイオン環境制御に影響を与える V-ATPase 阻害薬をスクリーニングし、浸潤
  ・転移・薬剤感受性に与える影響を解析する(中西)。

3.TR教育プログラム
上記の教員が連携をとり、医.歯学部大学院にTR教育プログラムを展開する。5年間の受講者数は30名を目標にしている。また、本プログラムの一部は公開授業とし、薬学部学部生にも参加してもらい、今後の医歯薬連携のTR推進の原動力とする。




PAGE TOP